中町 健 (博士課程3年) NAKAMACHI, Tekeru (D3)


■研究テーマ

・海産等脚目(コツブムシ類)を用いた、行動解析、生活史研究
 オス特異的な武装(角や大型化した尾肢)の機能形態学的研究

■主な研究手法と研究内容

・小型甲殻類の行動の録画・録音記録方法の開発、コツブムシの出す音声の解析、走査電子顕微鏡を用いた、発音機構など微細構造の観察
・野外(潮間帯)でのサンプリングと標本測定データの統計解析を用いた個体群動態解

■研究業績
(1) 学術雑誌等に発表した論文、著書
<査読あり>
1) T. Nakamachi., H.Ishida, & N. Hirohashi, 2015. Sound production in the aquatic isopod Cymodoce japonica (Crustacea: Peracarida). Biological Bulletin, 229: 167–172.
<査読なし>
2) 中町 健 「海産等脚目ニホンコツブムシにおけるオスの発音機構」 文部科学省 科学研究補助金 新学術領域研究 (研究領域提案型) 「動植物に共通するアロ認証機構の解明」 ニュースレター 第6 2627ページ 2014
(2) 学術雑誌等又は商業誌における解説、総説
  該当なし
(3) 国際会議・シンポジウムにおける発表
<口頭発表、査読なし>
3) Takeru Nakamachi, Akira Asakura, Is the dorsal process of male Dynoides dentisinus (Isopoda: Sphaeromatidae) outcome of male-male competition?, 学会名:IAA&CSJ Joint International Conference on Crustacea,  IAA20,  要旨集26ページ, 北海道札幌市, 92014.
(4) 国内学会・シンポジウム等における発表
<口頭発表、査読なし>
4) ○中町 健, 朝倉 彰,「浅海生等脚類シリケンウミセミ Dynoides dentisinusの生活史研究」,学会名 日本甲殻類学会 第53回大会, 要旨集 21ページ,東京都10,2015.
5)○中町 健,「日本産コツブムシ類の生活史を探る-生殖戦略と種内コミュニケーション」,自由集会名 フクロエビ類の生物学,日本甲殻類学会 第53回大会,関連行事,要旨集 1ページ,東京都10,2015.
6) 広橋 教貴, ○中町 健,「鳴く不思議 ニホンコツブムシ」,学会名 日本動物学会 岡山県大会 特別企画 「動物学ひろば」, 同要旨集14ページ, 岡山県9,2013.
7) ○中町 健,「ニホンコツブムシ属における著しい性的二型とオスの発音行動」,アロ認証若手の会   島根大学 隠岐臨海実験所, 6, 2013.
(5) 特許等 :なし
(6) その他:実習など教育活動への貢献
8)ボランティアでの実験・採集補助(2013):島根大学 隠岐臨海実験所の臨海実習、地元の高校の臨海実習
9)ティーチングアシスタントとして担当した臨海実習(2014年度, 2015年度)
高校の実習:滋賀県立膳所高校、奈良県立奈良高等学校、大阪市立汎愛高校、兵庫県立尼崎小田高校、臨海実習
大学の臨海実習:京都大学理学部臨海実習、一部+四部+公開臨海実習、京都大学臨海実習第二部+発展生物学実習、海産無脊椎動物分子系統学実習、海産無脊椎動物多様性実習.
10)京大白浜水族館にて開催された20148月「海の生き物なんでも相談会」、小・中学生,一般客への質疑応答を担当した.
11)2015年 龍谷大学 環境フィールドワーク白浜臨海実習にて「コツブムシをつまむ日々-浅海等  

脚類の生活史研究-」講義を担当した.

所属学会

・日本甲殻類学会

■趣味・特技

・自転車いじり (鉄クロスバイクのパーツグレードアップと調整)、磯歩き (各種無脊椎動物のすみかの把握を兼ねる)、最近行けてないけれど美術館や歴史系の博物館見学も好き

・潮間帯の岩場の上で、体長数ミリの動物を肉眼で見つけて、ピンセット等でつまんで採集できる  ほかの潮間帯ベントス研究者の方の採集を手伝うのも好き

■目標
「コツブムシをダイオウグソクムシくらいに有名にすること」
「コツブムシにおける社会コミュニケーションを解明すること」
「等脚目が意外と賢いことを証明すること」
「新しい機能形態ができる仕組みの進化を解明したい」